Googleビジネスプロフィールの登録方法
顧客が商品やサービスを探す際、最初に目にするのがオンラインの情報です。そのため、Googleビジネスプロフィールの登録は、企業が顧客との接点を増やし、競争力を高めるための鍵となります。今回は、Googleビジネスプロフィールの登録方法を解説します。
ステップ1:Googleアカウントを用意しましょう
すでにGoogleアカウントをお持ちでしたらそのアカウントを使って進められますが、アカウントをお持ちでない場合や、この機会に別の新しいアカウントで管理したい場合は、Googleアカウント作成ページで新規作成しましょう。
Googleアカウントには個人用と法人用(Google Workspace:旧称G Suite)の2種類があります。どちらのアカウントでもGoogleビジネスプロフィールを管理することが可能ですが、ビジネスで便利な機能を多く備えた法人用アカウントで登録することをお勧めします。法人用アカウントの主なメリットは以下になります。
- カスタムドメインメール:@yourcompany.comのメールで信頼性の向上。
- 大容量クラウドストレージ:ファイル共有が簡単。
- 時間制限のないビデオ会議:大人数の会議にも対応。
- リアルタイム共同編集:ドキュメントを同時編集可能。
- スケジュールとリソース管理:カレンダー共有でチームの効率化。
- 高度なセキュリティ:二段階認証と管理者設定で安全性を強化。
- 統合管理:ユーザーとデバイス管理が容易。
- Googleサービスと連携:広告やアナリティクスなどとシームレスに連携。
特に、Googleビジネスプロフィールを運用する上で、アカウントを忘れてしまったり、任せていた従業員が退職してしまい、ログインできなくなってしまうようなリスクを未然に防ぐことができます。また、Google広告やアナリティクス、サーチコンソールなどにシームレスに連携でき、ビジネス管理やマーケティングが一層効率的になります。
ステップ2: Googleビジネスプロフィールの登録ページにアクセス
- Googleビジネスプロフィールの作成ページにアクセスします。
- 画面右上の「管理を開始」ボタンをクリックしましょう。
ステップ2: ビジネス情報を入力
- ビジネス名を入力します。※すでにGoogleマップに管理者不在のページが存在する場合がありますので、重複して作成されないように英語やカタカナなどの入力で候補に表示されないか確認しましょう。
- ビジネスカテゴリ(例:レストラン、美容室、カフェなど)を選びます。これは検索結果の見え方にも影響する重要な項目です。
ステップ3: 住所の入力
店舗型のビジネスの場合は、所在地を入力します。住所を正確に入力することで、ユーザーがGoogleマップで店舗の位置を確認できるようになります。サービスエリア型(訪問サービスなど)の場合、エリア範囲の設定も可能です。
ステップ4: 連絡先情報の入力
顧客からの問い合わせが可能な電話番号とWebサイトのURLを入力します。この2項目は信頼性を高めるためにも重要で、その後の審査にも影響するため省略せずに入力しましょう。事前にWEBサイトをGoogleサーチコンソールへ登録済みで、店舗の名称、住所、電話番号などが一致する場合は、審査プロセスが簡略化されて早期公開される傾向にあります。
ステップ5: オーナー確認を行う方法を選択
最後にGoogle側の確認プロセスがあります。以下の4つの中のどれかが表示されますので任意の方法で手続きを進めます。新規オープン店などで公開情報が少ない場合は、複数の審査プロセスを要することがありますので、信頼性が高い動画を選択して、お店の周辺や、外観、内観、営業許可証などの公的書類を撮影すると審査のプロセスが早い傾向にあります。数日経過しても審査が完了しない場合は、Googleのサポートに問い合わせて指摘される不備を解消しましょう。
- 動画を撮影する
- 電話で確認コードを取得
- メールで確認コードを取得
- ハガキで確認コードを取得
オーナー確認の審査完了
オーナー確認の審査プロセスが完了すると、Googleビジネスプロフィールの管理画面のステータスが赤色のバッジから青色のバッジに変わり、「確認済み」の表示になります。ステータスが変われば、数日以内にGoogleマップや検索に表示されるようになりますので、さらに詳細な情報の編集や最新情報を更新しましょう。