Googleビジネスプロフィールの投稿ポリシーのポイント
土谷剛Googleビジネスプロフィール（旧Googleマイビジネス）は、店舗や企業がオンライン上で情報を発信し、集客に活用できる非常に便利なツールです。その中でも「投稿」機能を使うことで、最新の情報やプロモーションを顧客に直接届けることが可能です。しかし、Googleには投稿に関する明確なポリシーとガイドラインが定められており、違反すると投稿が削除されたり、最悪の場合、アカウントの利用制限がかかる可能性もあります。本記事では、Googleビジネスプロフィールの投稿に関する基本的なポリシーやガイドラインについて詳しく解説します。
1. 投稿の基本ルール
(1) 記載できる内容
- 最新のお知らせ、イベント情報、特典・キャンペーン情報
- 商品やサービスの紹介
- 営業時間の変更などの重要な情報
- ブログ記事やウェブサイトのリンク
(2) 禁止事項
- 虚偽の情報、誤解を招く表現
- 法律に違反する内容（著作権侵害、詐欺的な内容など）
- 不適切なコンテンツ（ヘイトスピーチ、暴力的な表現、性的な内容）
- 連絡先や支払い情報の過剰な掲載
- 過剰な広告やスパム行為
2. 画像・動画のガイドライン
投稿に使用する画像や動画にも、いくつかのガイドラインがあります。
(1) 画像の要件
- 画質の良い画像（ぼやけた写真や低解像度の画像はNG）
- 著作権を侵害しない写真を使用する
- テキストを過剰に含む画像は避ける
(2) 動画の要件
- 30秒以内の短い動画が推奨
- クリアで視認性の高い映像
- 適切な音声または字幕付き
3. 投稿が削除されるケース
Googleは、ポリシー違反の投稿を自動または手動で削除することがあります。以下のようなケースでは投稿が削除される可能性が高いです。
- 禁止されたコンテンツを含む場合
- 同じ内容を繰り返し投稿した場合（スパムと判断される）
- 過度なリンクやキーワードを含む投稿
- 自動生成された低品質なコンテンツ
4. 効果的な投稿のコツ
Googleビジネスプロフィールの投稿をより効果的に活用するためのポイントを紹介します。
(1) 定期的に投稿する
週1回程度の頻度で最新情報を更新することで、ユーザーの関心を維持できます。
(2) キーワードを活用する
MEO対策のために、ビジネスに関連するキーワードを自然に盛り込みましょう。
(3) 画像や動画を活用する
テキストだけでなく、視覚的なコンテンツを取り入れることで、より多くのユーザーの目を引くことができます。
(4) 明確なCTA（行動喚起）を入れる
「詳細はこちら」「予約する」「今すぐ連絡」など、ユーザーが次のアクションを取りやすいように工夫しましょう。
Googleビジネスプロフィールの投稿は、適切に活用すればビジネスの成長に大きく貢献します。しかし、Googleのポリシーを遵守しないと投稿が不承認になるだけでなく、アカウントの制限や停止のリスクもあるため、ガイドラインをしっかりと理解し、正しく活用しましょう。日々の運用を通じて、ユーザーとの接点を増やし、より多くの顧客にリーチできるようにしましょう。
